中学部2年 イカの解剖

中学部2年の理科授業でイカの解剖を行った。「キャーやだ~気持ち悪い~やりたくない~」なんて言う人は誰1人いない。楽しみで仕方のないようすの好奇心旺盛な生徒たち。しかし、ただやりたいだけの彼らではない。事前に意気込みを聞いて見ると、「解剖させてくれてありがとうございます、という気持ちをもって」「イカの命を無駄にしないように」「イカの命に感謝し学びたい」など、こちらから言わなくとも命を尊重しようという気持ちが自然と出てくる。ちょうど11月は人権月間。心が育っているなと感心させられる。授業が始まると、みんなで頭を寄せ合い、協力し、発見し、学び合った。生き生きとしたみんなの姿はとてもキラキラしていた。この経験を通してみんなが何を思い、何を感じたか。今後どのように活かされるか楽しみである。